出典:カルテット 公式HP
松たか子さん、満島ひかりさん、高橋一生さん、松田龍平さんという30代の実力派俳優たちがつくる、大人のラブストーリーとヒューマンサスペンスのドラマがスタートしました。
彼らはバイオリン、ビオラ、チェロと音楽の道で夢が叶わなかった人たちです。
偶然出会った4人はカルテットを組み、軽井沢で共同生活を始めます。
ドラマのエンディング曲はこの4人の出演者が唄っています。
フルバージョンの発売日、配信日が気になりますよね。また4人がドラマの中の演奏曲はどんな曲だったのかを調べました。
ドラマ「カルテット」のエンディング曲について
松さん、満島さん、高橋さん、松田さんの4人のユニット「Doughnuts Hole」が唄うエンディング曲のタイトルは「おとなの掟」です。
作詞、作曲は椎名林檎さんが書き下ろしました。
詳しくはコチラで紹介⇒カルテット主題歌に椎名林檎!?Doughnuts Holeって何?
配信、発売日は現在のところ未定です。情報が入り次第報告させていただきます。
配信決定しました!
「おとなの掟」のフルバージョンが、2月7日にiTunes 、レコチョク、moraなどで配信リリース!
【おとなの掟の配信先】
iTunes:https://t.co/6H1ZQv1DIz
レコチョク:https://t.co/NBwKXCusUD
mora:https://t.co/vCu5CVPUs6— 【公式】火曜ドラマ『カルテット』2/7 (@quartet_tbs) 2017年2月7日
スポンサーリンク
演奏前に「アーもらえますか?」の意味
松さん演じる真紀がよく「アーもらえますか?」と満島さん演じるすずめに言うセリフですが、「アー」すなわちA=ラの音を出してください、その音に私のバイオリンの音を合わせますからという意味で使われています。
バイオリンもビオラもチェロもA線という弦があり、一番低音のチェロのA=ラの音に合わせてチューニングします。
このチューニングという動作は弦楽四重奏ならでは一般的なことです。
グループによってはファーストバイオリンの人がラの音を出して、その音にみんながあわせるということもあります。
バイオリンの一弦はE線(ミ)、二弦はA線(ラ)、三弦はD線(レ)、四弦はG線(ソ)の音階になるように糸巻を回して合わせます。
同じくビオラの一弦はA線(ラ)、二弦はD線(レ)、三弦はG線(ソ)、四弦はC線(ド)の音階になるように合わせます。
そしてチェロの音階はビオラのちょうど1オクターブ下の音階になります。
演奏前のルーティーンに注目!
松さん、満島さん、高橋さん、松田さんたちが演じている4人が演奏前に必ずやっている動作、ルーティーンがあります。
それは次の通りです。
松さん演じる巻真紀は、左手の指にはめている指輪を右手の指に移します。
満島さん演じる世吹すずめは、裸足になります。
高橋さん演じる家森諭高はシャツの襟もとをゆるめます。
松田さん演じる別府司はメガネを拭きます。
この4人のやっているルーティーンは何らかの意味がありそうですが、後々明かされるかもしれません。
スポンサーリンク
ドラマ「カルテット」の演奏曲を紹介
松さん、満島さん、高橋さん、松田さんたちが演じている4人が組んだ弦楽四重奏団「カルテットドーナツホール」は演奏シーンが度々登場します。
実際の演奏を担当しているのが「QUARTET PAPAS」(クァルテットパパス)さんです。
出典:カルテット 公式HP
桐朋学園大学の同期生が集まり、2012年に結成されたそうです。
ドラマ劇中に演奏された曲名は次の通りです。
ライブレストラン「ノクターン」で4人が演奏した曲はスメタナ作曲の交響詩「我が祖国」より第2曲「モルダウ」の前半の部分です。
【あす第2話放送!!】
あすの第2話も、ノクターンでの演奏シーンがあります!写真は撮影前、練習中の一生さんです。
やっかいな大人の恋が動きだす第2話、お楽しみに!!#TBS #カルテット #松たか子 #満島ひかり #高橋一生 #松田龍平 #吉岡里帆 #坂元裕二 pic.twitter.com/wXFx9Gvjgp— 【公式】火曜ドラマ『カルテット』1/24 (@quartet_tbs) 2017年1月23日
ドラマの冒頭、すずめが銀座で路上演奏していた曲はカサド作曲の「無伴奏チェロ組曲」です。
4人が軽井沢のショッピングモールのイベント広場みたいな場所で演奏した曲はゲーム「ドラゴンクエスト」の序曲です。
まとめ
松さん、満島さん、高橋さん、松田さんたちは担当する弦楽器をかなり猛練習されていたようで、ボーイング(右手の弓の動かし方)やフィンガリング(左手の弦をおさえる指の動き)が曲ごとにマッチしていて、本当にこの4人が弾いているようでした。
次の話でどんな曲が劇中で演奏されるのか楽しみです。
また、4人が演奏前に必ずやる仕草は今後もたびたび出てくるでしょう。
演奏が上手くいきますようにとゲンを担ぐ演奏家は少なくないと思います。
4人が唄っている「おとなの掟」は椎名林檎さんらしい、メロディと歌詞の使い方、4人の個性が尊重されていて、かっこいい歌だと思いました。
ドラマ最後に映るエンディング映像も息をのむほど4人がかっこよかったです。聴けば聴くほど興味がそそがれる曲だなと思いました。
こちらも読まれています
カルテット みぞみぞするの意味は?脚本家 坂元裕二の造語なのか?
カルテット ロケ地軽井沢に納得!ラブサスペンスの撮影場所は?