出典:イノセンス冤罪弁護士 公式HP
2019年冬ドラマ「イノセンス冤罪弁護士」の評判と評価はどうなのか?
前評判や放送されてからの視聴者の評判や評価・感想を1話~最終回まで更新していき、最終的にはどのように評価され変化していくのでしょうか。
このドラマ「イノセンス冤罪弁護士」の主演を務めるのは坂口健太郎さんです。
ここが面白い・又は面白くないといった視聴者からの感想・評判や評価などの反応を毎話取り上げました。
それと、このドラマ枠の過去の視聴率と比較して、今作「イノセンス冤罪弁護士」の評判がどうのように評価されていくのか、1話~最終回までの視聴率の変化もまとめています。
前評判と放送後の評判・評価の違いなどを見ると面白いかもしれません。
目次
イノセンス冤罪弁護士の評判・評価は?感想と視聴率の変化を見る!!
1話 視聴率8.3%(2019年1月19日放送)/ネタバレ感想!
良かったシーンは、拓が事務所で火が燃え移る実験をしようとしてスプリンクラーが作動してしまうシーンです。一同が大慌てで火を消す様は、なかなか見ごたえがありました。
拓が何よりもまず預かっていた幸雄の遺品を守ろうとしていたのには感心しましたが、火を着けていたのを忘れてしまう拓は、集中力有りすぎだと突っ込みたくなりました。
一番胸に刺さったセリフは、掃除しながら湯布院が言った、「現行犯でない限りは、弁護士には必ず調べなければならない空白があり、調べずに分かったつもりになることは冤罪の片棒を担ぐことと同じだ」というセリフです。
楓に教えるつもりで言った言葉でしたが、情状酌量の方に傾いていた楓の気持ちを一瞬で変えるほど破壊力があった気がしました。
あまり良くなかったシーンは、重雄を取調べした刑事の下呂が証言したシーンです。嘘をまるで本当かのように流暢に話していて、警察がこれでは冤罪も簡単に作れるなと絶望的な気持ちになりました。
面白くないと思ったシーンは、検察側の専門家が証言したシーンです。結果は間違いだと分かっていたから尚更ですが、ろくに調べもせずにこんなに適当な証言をする人が専門家として通用してしまうのは、本当に悲しいです。
裁判の終盤で秋保がもはや科学者ではないと言っていたように、警察に有利な証言をするだけの専門家は排除すべきだと思いました。
2話 視聴率8.7%(2019年1月26日放送)/ネタバレ感想!
面白かったシーンは、黒川が電話に気をとられて楓のお弁当を台無しにしてしまい、せっかく譲り受けた菊丹のお弁当を楓に盗られてしまったシーンです。
かなりお腹を空かせていた様子の黒川が、久しぶりにまともな食事が出来ると大喜びしていたところだったので、その残念そうな表情が面白かったです。当たり前だといわんばかりにどや顔で菊丹のお弁当を食べる楓も笑えました。
他にも日の出の塔を見つけて子供のように喜ぶ黒川に、楓が不審な行動をとらないで下さいと真面目に言ったシーンです。これは地味ですがすごく笑えました。
あまり面白くなかったシーンは、岳雄が警察の取り調べで追い詰められて、鉄格子に頭をぶつけ出したシーンです。正直あまりリアルじゃなかったと言うか、ぶつけていないのが丸わかりで残念なシーンでした。
他には、ガソリンスタンドの店員が友達なのに岳雄に不利な証言ばかり話したシーンです。写真で見た二人はとても仲が良さそうだったのに、万が一本当だとしても言わないのが友達なのではと嫌な気持ちになりました。
結局陥れようとしていた帳本人だったので、この証言は嘘だったのですが、誰かに嘘だと気づいてほしかったです。
3話 視聴率9.4%(2019年2月2日放送)/ネタバレ感想!
雲仙先生が、本当に医師として素晴らしい人間で感動しました。
病院を変えるためとは言え、でっち上げられた嘘の報告書で自分に罪をなすりつけられたら腹立たしく思うはずなのに、「自分が患者の命を救えなかったのは事実だから」と、判決を受け入れるシーンは胸が痛くなりました。
また、亡くなった女の子のお母さんが、裁判後に黒川に、「誰を憎めばいいの?」と泣きたくシーンは、とても迫力があってすごい演技だったなと思いました。
真面目な雲仙先生がバカを見る結末になってしまったところが納得いかず、おもしろくありませんでした。
雲仙先生の有罪判決が出た後、磐梯先生を筆頭に一致団結して病院を変えようと立ち上がるという美談にしたかったのかもしれませんが、なんの罪もない雲仙先生が懲役刑を科されている時点で美談にはならないと思います。
次の働き先が決まったからと言って、おしまいにしていい話じゃないと、腹が立ちました。
病院を変えたいと思うなら、今からでも雲仙先生の無実を証明するべきだと思いました。
4話 視聴率8.3%(2019年2月9日放送)/ネタバレ感想!
3話の裁判で負けたこともあったので、今回はどうやって借りを返すのか気にして観ていた。流石に2連敗はないと思ったが、秋保と共にまた実験をする。
そして、現場に足を運び探し物を見つける。仮説だけでなく、実演まで含めて説明した。負けたことで、黒川弁護士を一層強くなったように見えた。
体を張って調べる弁護士と現状の証拠だけで攻める検察、この構図は変わらないが、父親が最高検事である以上、どちらも負けられない対決が続くように思える。
事件現場にいきなりそのままの恰好で海に潜る黒川弁護士のシーンがあったが、あれはあまり意味がない。成果もなかったし、和倉弁護士まで、心配して海へと入る。
普通着替えがあったとして、そのままの服では入らないでしょう。あまりに変わりものの弁護士と思わせ過ぎる。
いつのロケか分からないが、少し無理のある現場の調査シーンだったと思う。事件の焦点はそこではなかった事もあるので、あのシーンの必要性をあまり感じなかった。
5話 視聴率9.0%(2019年2月16日放送)/ネタバレ感想!
それぞれの思惑が絡み合ってこんな複雑な事件を起こしてしまい、しかもその真相を暴くのに、こんなに多くの人間が絡んで、大変なことになるなんて。
前半が、何がなんだかわからなかっただけに、藤木直人さんが出てきたあたりから急におもしろくなってきたと思いました。
きれいに謎を解いてくれたあとは、なかなかうまくできてるなぁと感心してしまいました。トリックのクオリティが、今までのイノセンスで一番高かったと思います。
自殺をしなければと思うほど、清水くんを追い詰めた豊原さんやお母さんは間違っていたと思います。
そして、清水くんの才能に嫉妬してた男の子がしたことは、ちょっと異常だと思うし、さらっと流して許して良いことではないと思います。それと、頼まれたとはいえ、自殺の幇助をした科学が得意なお友達もおかしいですね。
この事件をふまえて、それぞれに反省し、考え直さなければいけない点はあると思うし、できればその後の彼らの様子を描いてほしかったなぁと思いました。
6話 視聴率9.4%(2019年2月23日放送)/ネタバレ感想!
大学時代に、暴行され自殺した娘の無念をはらすため、父親が、暴行した男・樽前の家に住み込みの使用人として働いて、復讐の機会を伺っていたとは、驚きました。
最初、拓たちが調査に行っても、そんなそぶりは見せず、逆に、樽前のアリバイを証明するような証言をしていたので、父親にすっかり騙されました。
その父親が、樽前といっしょに暴行をした男・新島を殺して、樽前が殺したように見せかけたのが真相ですが、そこまでしなくては気持ちが晴れない父親の痛い思いが伝わってきたところが良かったです。
娘を暴行された母親は、拓の弁護を邪魔するため、拓の同僚の穂香の息子・晴斗を誘拐するとは、そこまでやらなくてもと。穂香の母として子供を心配する心が分かるはずなのだから、子供を誘拐するなんてと考えさせられました。
拓の弁護がそれだけ、勝率が良いことが気になったのか。ドラマを複雑にした行為ではあったが、父親が、復讐のためやっていたという展開だけでも十分だった気がします。それよりも、このドラマの特徴である秋保の実証実験や、それに至る気づきの部分をもう少し膨らませた方が面白かったのではと感じました。
7話 視聴率9.5%(2019年3月2日放送)/ネタバレ感想!
面白かったシーンは、もう一度弁護をしてほしいと言われてホッとした拓が、歩きながらバナナを食べ始めて楓にお行儀が悪いと叱られたシーンです。
裁判所の中だったのですが、我慢できずに食べてしまった拓が可愛かったです。良かったシーンは、裁判中に満里奈が拓の言葉を思い出して、私が夫を殺したと自首したシーンです。
このまま嘘をつき続けるのは良くないと満里奈自身も分かっていたので、弟が亡くなったことで吹っ切れたのだと思いました。呪縛から解放されて笑顔を見せた満里奈がとても晴れやかで良いシーンでした。
あまり面白くなかったシーンは、公判の後で真が拓を呼び出し、「本当のことを知りたいという動機で成り立つ弁護活動などない」と言ったシーンです。
拓を心配しているなら別のやり方がありそうなのにと残念な気持ちになりました。他に良くなかったシーンは、満里奈が拓に事件の真相を暴かれて、開き直って笑ったシーンです。
満里奈にもそれなりの事情があったのは分かりますが、拓がそれでは満里奈が幸せになれないと説得したのを聞かずに、弁護士を変えてしまいました。満里奈が一方的にそれでも無罪にしろと言ったのはとても悲しかったです。
8話 視聴率9.5%(2019年3月9日放送)/ネタバレ感想!
事件当日「おばけを見た」と泣いていた少女の事が気にかかり調べ始める黒川。24年も前の調書を掘り起こした中からそこに気づいたという点はさすがと思った。
写真の影の長さや普段気に留めない出来事の中に少しの違和感を感じ取るところはすごかった。あとは、死刑囚の式根と娘の玲子が24年ぶりに対面するシーン。
式根と玲子が接見室のガラス越しに対面するところはすごく良かった。今までポーカーフェイスで涙を見せなかった玲子の本音が流れ出す瞬間は素晴らしかったと思う。
検事が遠回しに警告を送るところや再審請求を申請する裁判所の様子などは、わかってはいたもののあまり印象としては良くなかった。
現実にこんな事がまかり通っているのだとしたら、司法制度になんの意味があるのか、わからなくなりそうだ。
このドラマの中では弁護士が主役であるけれど、検察や司法を対して、不快な感情を意図的に作り上げている気がして、そう言ったシーンが多いのは、例え物語上に必要なシーンだったとしても、少し違和感を感じる。
9話 視聴率8.9%(2019年3月16日放送)/ネタバレ感想!
坂口健太郎さんと藤木直人さんが対峙するシーン、藤木直人さんの熱演に感動しました。
淡々とひょうひょうと演技をすることが多い藤木直人さんなので、あんなふうに苦しそうに顔を歪めて自分の気持ちを吐露する姿は初めて見ました。
友人の無実を晴らしたいという坂口健太郎さんの立場と、犯人を特定してその人を恨む対象にしたいという藤木直人さんの立場は全く異なるということ、確かにその通りだと思いました。ふたりは間違っていない者同士なのに、ぶつかってしまうことが悲しかったです。
藤木直人さんが、無言で、坂口健太郎さんの隣をすれ違っていくシーンも切なかったです。 協力して、解決していた二人の関係がそこまで悪化してしまったのかと思うと、ずっと見てきた視聴者としては寂しいです。
そして、川口春奈さんが指されるシーンは衝撃的過ぎました。土曜日の夜に家族とのんびりと見ていたドラマだったので、突然のコワイシーンにビビってしまいました。できれば、こういうシーンはナシにしてほしかったです。
最終回(10話) 視聴率9.6%(2019年3月23日放送)/ネタバレ感想!
最終回で面白かったシーンは、病室で目を覚ました楓の手を拓が握っていたシーンです。楓の側で心配そうに見つめる拓がとても可愛くてキュンとしました。
拓自身は楓を心配する気持ちでいっぱいになっていて、楓に指摘されるまで手を握っていることすら気づいていないようでした。その無意識的な感じが良かったです。
他に良くシーンは、裁判で真が傍聴席から謝罪を述べたシーンです。自分が苦しい立場に追いやられていることは一切表に出さず、ただ自分の過ちを素直に認めた真はとても潔くて素敵でした。
これを聞いていた拓も、真の勇気ある行動に感動していました。これでやっと親子の関係も修復されると、ホッとしたシーンでした。
最終回であまり良くなかったシーンは、拓が神津に接見に行ったシーンです。神津は警察官が席を外したのを見計らい、11年前の事件も含めた3件の事件は全て自分がやったと自白したシーンです。
突然のことで動揺したせいもありましたが、拓が弁護士らしからぬ荒っぽい態度を取ってしまったことは残念でした。
他に良くなかったシーンは、裁判で全てを自白した神津が、全てをぶちまけられて気分爽快だと笑ったシーンです。周りはこの突然の自白に騒然となりましたが、神津の笑い声だけが聞こえて、気味が悪いシーンでした。
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イノセンス冤罪弁護士の前評判や期待度は?主演・坂口健太郎
やったー!!ついに告知許可が出た!
坂口健太郎主演「イノセンス」というドラマの中で僕のトリックアートが使われています!
明日1月19日(土)日テレ系で夜10時スタートです!「主人公が趣味で描いている」という設定で、画像は「本に穴が空いているように見える」トリックアート。→続く pic.twitter.com/qimmvMoTn2
— Mozu (@rokubunnnoichi) 2019年1月18日
イノセンス冤罪弁護士……なんか、99.9と比べちゃいそうで差別化しやすい描かれ方ならいいんだけど
— 大平久真河 (@ohirakumaka) 2019年1月18日
「イノセンス 冤罪弁護士」どんな話なのか全然知らないけど、坂口健太郎はなんか悪そうな顔をしているので、最後はこれまで解決してきた冤罪事件の真犯人は全部主人公でしたって話だといいな。
— ゆうき (@_yuukixxx) 2019年1月16日
評判の方は、松本潤さんの主演ドラマ「99.9」と近い弁護士ドラマとなりそうなので、いかに記憶に残るような作品に仕上がっているかどうかですね。
それと主人公の過去、闇の部分なんかあった方が、注目されやすいかもしれませんがどうなるでしょうか。
イノセンス冤罪弁護士 視聴率・評価予想と日テレ・土10枠の視聴率一覧!
日テレ/土10枠ドラマで、昨年度の冬から(初回・最終回・全話平均)視聴率・評価はどうだったのでしょうか。見ていきましょう!
●2018年冬ドラマ「もみ消して冬〜わが家の問題なかったことに〜」
初回(第1話)視聴率 13.3%
最終回(第10話)視聴率 10.8%
全話平均視聴率 9.8%
●2018年春ドラマ「Missデビル 人事の悪魔・椿眞子」
初回(第1話)視聴率 9.6%
最終回(第10話)視聴率 9.3%
全話平均視聴率 8.2%
●2018年夏ドラマ「サバイバル・ウェディング」
初回(第1話)視聴率 10.4%
最終回(第10話)視聴率 8.4%
全話平均視聴率 8.8%
●2018年秋ドラマ「ドロ刑 -警視庁捜査三課-」
初回(第1話)視聴率 11.8%
最終回(第10話)視聴率 9.0%
全話平均視聴率 8.8%
※この枠はジャニーズ枠と言われていて、過去には「金田一少年の事件簿」「ごくせん」といった高視聴率ドラマも存在していました。
そんな中、日テレ(土)夜10時枠の視聴率から見る評価を振り返ってみると、2016年1月ドラマ「怪盗山猫」10.7%以来、平均視聴率10.0%の壁を越えることが出来ていません。
さらに、主演がジャニーズ以外の方で平均視聴率10.0%を越えたのは、2014年1月ドラマ「戦力外捜査官 」(武井咲)以降出てきていないんですね。
今期は弁護士ドラマの評判は良いとも言われていない、惨敗気味で共倒れを起こしている状態。10.0%の壁を越えることはかなり難しいかと思われます。
よって全話平均視聴率8.0%~9.0%になると予想しています。
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まとめ
ドラマ「イノセンス冤罪弁護士」の評判・評価と感想(面白い・面白くない)等、放送が開始される前評判・期待度などを取り上げてみました。
そして、ドラマ枠の過去の視聴率と「イノセンス冤罪弁護士」の視聴率と比べて、評判や評価を照らし合わせながら、視聴者がどうのように感じたのか、1話~最終回までの変化の表れも見れたのではと思います。
「イノセンス冤罪弁護士」1話~最終回まで随時更新していきますのでよろしくお願いいたします。
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