出典:ブラックペアン公式HP
ブラックペアンの公式HPでもある黄色の手形。あの手形には深い意味が込められているのをご存じだったでしょうか。
二宮和也さん演じる【オペ室の悪魔】渡海征司郎のとあるシーンのアドリブから誕生したものでした。
今回はブラックペアンで二宮さんが演じる渡海先生の神がかりのアドリブシーンやセリフなどを一挙まとめてみました。
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ブラックペアン 血の手形をつけた意味!1話後半を振り返る!
世良(竹内涼真)は東城大学医学部付属病院で仕事している新人研修医。
その世良の指導医役として渡海先生(二宮和也)というオペ室の悪魔と呼ばれるオペの天才がこの物語を盛り上げていきます。
1話後半のストーリーからドラマでは最新医療器具を使った「スナイプ」を使い医師の腕を全く必要としない術式を新任講師の高階(小泉孝太郎)が提案し手術を行います。
患者にその「スナイプ」手術を行い成功したかのように思われましたが、患者の容態が急変します。患者のCTを事前確認が不十分だったことが要因で、内蔵が破裂し患者が大出血。
実は渡海先生はスナイプでの死亡例など把握しており、このような事態を最初から予想していました。
それに対し高階は動揺を隠しきれず、そこで渡海が放った言葉、
「このばあさん殺したら、お前死ね!」と。
高階は2回目の手術を行いますが、あまりにも出血がひどく手は震えペアンもろくに持てず成すすべなし。
すると渡海がやって来て高階に退職金で救済してやると言いますが、高階の自尊心がそれを受け入れませんでした。
渡海は「じゃあやれよ、自分で!!!」と叫びを上げます。
その場を立ち去る渡海だったが、世良がお金を払ってでも患者さんを救いたいことを土下座しながら伝え、渡海はオペ室に戻り物凄い手捌きでオペを終わらせます。
そしてオペが終わると世良に、
「1億円な。俺のためにお前はここで一生働け!」
と言い世良の肩に血の手形を付けて姿を消して行ったのです。
1話後半のストーリーを振り返りましたが、この血の付いた手形がとても印象的で『1億円の契約金』という意味合いも込められた二宮さんのアドリブだったことが分かりました。
ブラックペアン1話最大の見どころは、世良が渡海のために一生ここで働くという1億円を返すための悪魔との約束手形。
まさにオペ室の悪魔ですね。現場が凍り付くような緊迫したシーンを二宮さんのアドリブが冴えわたっていました。
最後のニノが手形つけたところが、それこそブラックペアンの手形みたいで、アレがアドリブということを知り、震え上がる。。。#ブラックペアン pic.twitter.com/7h4IGaCyMf
— ゆったりゆっくり (@yu_una) 2018年4月22日
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ブラックペアン ニノのアドリブシーン・セリフを振り返る!
アドリブ1「じゃあやれよ、自分で!」
1話物語のクライマックスで視聴者みんなが夢中になったシーン。
先ほど紹介した手形のくだりから出てきた「じゃあやれよ、自分で!」というセリフは台本にはなかったようです。
緊迫したシーンで言い放った言葉も実は二宮さんのアドリブなんです。これは二宮さんが瞬間的に出てきた言葉だったようで監督も「思いがけないお芝居をしてくれる」と感動されていたようです。
監督もまさかこんなセリフが出るとは思わなかったでしょうね。出演していた小泉さんも「泣きそうになりました」とコメントをもらしたそうです。
でも一番びっくりしていたのは監督だったのではないでしょうか。(笑)
アドリブ2「見てたんですか?だったらあなたがやってくれればよかったのに」
2話で急ぎの患者の手術後から渡海先生がオペ室から出ていき高階先生が廊下ですれ違ったシーン。
患者の命を軽率な扱いをしていることに苛立ちを隠しきれない高階は渡海先生に警告するが、渡海は「見てたんですか?だったらあなたがやってくれればよかったのに」と高階に放たれたこのセリフも二宮さんのアドリブだったのです。
高階先生を演じる小泉さんは「グサッとくるね…(笑)」とポロリ。ドSですね。
アドリブ3「机の上の筆記用具を落とすシーン」
2話で患者の手術を受けたいとして、高階先生がスナイプ手術の提案をすることに。スナイプは誰でも人の命が救えるという有力な器具。
その器具を使い佐伯教授が執刀医を誰が行うかを決めるシーンから、渡海先生が世良の「机の上の筆記用具をドサッと落としたシーン」が台本にはないアドリブだったことが分かりました。
台本には「渡海、何かやる」とだけ書かれていたようです。
このシーンを見て渡海先生のあまりのドS行為にじっと見ていたスタッフからも笑いが起こったようです。
竹内涼真さんと事前に打ち合わせていたと思いますが、あの二人の息があった演技がアドリブだったとは・・。
アドリブ4「腕のない医者は死んだらいい」
2話中盤で渡海と高階が廊下で出会うこのシーン。
台本では実際の所、高階先生とすれ違いざまにセリフを吐き捨てることになっていたのですが、二宮さんが高階先生の背後に回り込んで耳元で「死んだらいい」と演出を加えたようです。
場の雰囲気から閃く二宮さんの演技はすごすぎです。
アドリブ5「泣くぐらい怖いんだったら、もう辞めろ」
2話中盤で世良の研修先変更希望届を渡海先生が今書けよと言ったシーン。
世良は渡海先生のように患者の命をモノとして扱うことはできないといったセリフから、世良の肩を組む渡海先生の黒々としたオーラ。
そこで渡海が言い放ったセリフで「泣くぐらい怖いんだったら、もう辞めろ」実は、このセリフもアドリブなんです!
竹内さんは、二宮さんの邪悪なオーラに恐怖を怯えガチで涙が溢れたようです。その涙を瞬間に見た二宮さんが、とっさにアドリブで「泣くぐらいなら・・」と付け足したんです。
ブラックペアン ニノのアドリブと知った視聴者の反応は?
二宮和也さんのアドリブと知った視聴者の反応も集めてみました。
●1話渡海の「じゃあやれよ!自分で!」孝太郎さんが泣きそうになったと言っていたけど 2話、お芝居で本当に涼真くんを泣かせちゃう二宮さん。罪な男…笑それだけ心を揺さぶる演技をするってことだし、その涙を見てさらにアドリブで返す二宮さん…最高
●渡海先生の悪魔さが更に増した今回だったけど世良くんに対して厳しいけど渡海先生なりの優しさがあってグッときたアドリブや二宮くんの細かい表情などよそ見できない
●2話でも世良君の机の書類をざざっと落としたり、二宮さんのアドリブの凄さにおののいてる。強烈に印象に残った所のアドリブ率すごくてまさに役者二宮和也を堪能させてもらってる。
●アドリブって、”台本にはないけどこの人間なら言う/やるだろう”という感覚から出てくるものじゃないかと思うのだけど、ニノはもう、渡海が降りて来てるのでは…?
注目されるドラマはアドリブ演技があってこそ視聴者の胸に響くのかもしれませんね。
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まとめ
日曜劇場ブラックペアンの主演を務める二宮さん。「腕のいい医者は何やっても許される」オペ室の悪魔にしか似合わないセリフですよね。
まさかあの手形がアドリブで付けたものだったとは驚きです。
ブラックペアンが注目される理由の一つにアドリブを入れた役者の演技があってこそ物語がより面白く見れるんだと再認識しました。
私自身、ドラマをここまで見入ってしまったのは久しぶりです。
今後のアドリブシーンがあれば追記していきます。
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